小麦粉の他、ターメリックや米粉が入ったバインセオ専用粉を使うので、ややモッチリとした食感があり、このあたりが日本のお好み焼きと違うところ。日本のベトナム料理店に行くと、円形に焼いた生地を半分に折って出すスタイルをよく見かけるが、ここでは、焼きあがったバインセオをライスペーパーで巻いたバージョンも教えていただいた。ラップサンドのようで食べやすい。
つくり方は、まずグリーンオニオンと細切りにした豚肉を茹でて、グリーンオニオンをみじん切りにしておく。専用粉にさらにターメリックを加えて色鮮やかにし、グリーンオニオンを加えて水で溶く。具材となるエビと豚肉はフライパンで先に焼き、火が通ったら生地を流し込む。厚さは、薄焼き玉子よりやや厚いくらい。蓋をして1分ほど焼いたら裏返し、さらに少し焼く。
バインセオが焼きあがったら、生のもやしをはさんでいただく。また、水で戻したライスペーパーにバインセオ、もやし、ミントやバジルの葉を巻いて食べると、主食にもなる。
材料:
グリーンオニオン / エビ / 豚肉 / もやし / バインセオ専用粉(米粉・小麦粉・ターメリック入り) / ミント / バジル / ライスペーパーなど
この料理も野菜が多く、味付けも控えめなので、食材の滋味深さが味わえる。